〇「ゆっくり」こそ最先端②

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電車は三分おきに来る。荷物は次の日に届く。一秒以下で世界一周できる、自分の部屋から全世界とつながることができる。

でも、どこまで行っても心臓の鼓動のリズムは変わらないよね。

人間自体は変わってない。

でも、その「ずっと変わってない」はずの人間が、前の時代には無かったモノをどんどん造り出して、

それを「開発」とか「創造(!)」とか呼んでいる。

そして、何百年前に比べると進歩している、ということになっている!

でも、やってることは何百年前と変わってない。全然、変わってない。

だって、人間自体は進歩なんてしてないもん。

生まれてから立って歩くまでには1年かかるし、話すまでには3年以上、考えて話すまでには7年以上、自他を認識して比較するようになるまでには10年かかるんだ。

人間は、ほんとはなんにも変わってない。

でも、生活様式だけが一瞬のうちに激変してる。

こんな急な変化には、ついていけないのが普通だと思うね!

だってさ、人間の成長は喪失と獲得の連続で、常に一進一退なんだもん。

どんな人だって、右肩上がりのグラフみたいに一直線に成長なんかしない。上がったり下がったり波打ちながら、ゆっくり、でも着実に変わっていく。

それが、人間の成長なんだもん。

上がったり下がったりの波打ち、一見マイナスの後退なんかも、前進の前触れのこともある。

後退も含めて前進・成長なんだよね。

生きてる物、アナログな物って全部そうなんだろうな。

だから、自分が人間なんだと思うなら、自分の鼓動のペースで、後退も含めた成長変化をしてるってことなんだ。

人間のはずだけど人間じゃないって気がするなら、それは鼓動のペースと、生活様式のペースがかけ離れてるのかもしれない。

「ゆっくり」ってのは「ダラダラ」じゃあないよ。

時間を、人生を、命を、ケチケチしないってことなんだよなあ。

ケチケチして節約してるつもりの「時間」こそ、人生そのものじゃん。

どんなにケチケチ節約しても、「時間の節約の先にある人生」なんて、無い。

・・・いつでも、一瞬しかない。

その無数の一瞬の集まりである「時間」を過ごす、具体的な行動を、もっと「ゆっくり」する。

これが、ここで言いたい「ゆっくり」なんだ。

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