電車は三分おきに来る。荷物は次の日に届く。一秒以下で世界一周できる、自分の部屋から全世界とつながることができる。
でも、どこまで行っても心臓の鼓動のリズムは変わらないよね。
人間自体は変わってない。
でも、その「ずっと変わってない」はずの人間が、前の時代には無かったモノをどんどん造り出して、
それを「開発」とか「創造(!)」とか呼んでいる。
そして、何百年前に比べると進歩している、ということになっている!
でも、やってることは何百年前と変わってない。全然、変わってない。
だって、人間自体は進歩なんてしてないもん。
生まれてから立って歩くまでには1年かかるし、話すまでには3年以上、考えて話すまでには7年以上、自他を認識して比較するようになるまでには10年かかるんだ。
人間は、ほんとはなんにも変わってない。
でも、生活様式だけが一瞬のうちに激変してる。
こんな急な変化には、ついていけないのが普通だと思うね!
だってさ、人間の成長は喪失と獲得の連続で、常に一進一退なんだもん。
どんな人だって、右肩上がりのグラフみたいに一直線に成長なんかしない。上がったり下がったり波打ちながら、ゆっくり、でも着実に変わっていく。
それが、人間の成長なんだもん。
上がったり下がったりの波打ち、一見マイナスの後退なんかも、前進の前触れのこともある。
後退も含めて前進・成長なんだよね。
生きてる物、アナログな物って全部そうなんだろうな。
だから、自分が人間なんだと思うなら、自分の鼓動のペースで、後退も含めた成長変化をしてるってことなんだ。
人間のはずだけど人間じゃないって気がするなら、それは鼓動のペースと、生活様式のペースがかけ離れてるのかもしれない。
「ゆっくり」ってのは「ダラダラ」じゃあないよ。
時間を、人生を、命を、ケチケチしないってことなんだよなあ。
ケチケチして節約してるつもりの「時間」こそ、人生そのものじゃん。
どんなにケチケチ節約しても、「時間の節約の先にある人生」なんて、無い。
・・・いつでも、一瞬しかない。
その無数の一瞬の集まりである「時間」を過ごす、具体的な行動を、もっと「ゆっくり」する。
これが、ここで言いたい「ゆっくり」なんだ。
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