「スナップ撮り①」から読んでれば想像つくだろうけど、
私はファッション業界には詳しくない。ブランド名だって誰もが知ってるものが数個思い浮かぶ程度。
服は自分の気に入ったものを大事に着ていればいいと思ってる。
たとえファッションビルの立ち並ぶ都内へ行くのでも、迎合なんかしない。
普段の自分の恰好でトコトコ歩く!
どんな場所だろうが、自分の中身なんか1ミリも変わらないんだからさ!
・・・そんでさ、撮影の手伝いしてるなかで「あの人は撮るにはちょっと何か足りないのか?」「あの人の服はどうか?」とかさ、自分なりに発言してみる。
自分がその分野に詳しかろうが詳しくなかろうが、少しでも関わるからには何か感じ取ったことは発言した方がいいと思うんだよね。
よく「〇〇のことは詳しくないからよくわかんないんだけど、私は~」っていう話し方をする人がいるけど、それが逃げのアホである。
「詳しくないから」と言っておくことによって、自分の意見が的外れだった場合に非難されたり馬鹿にされることを回避しようとしてるんだ。「知らないならしょうがないよね」って思ってもらいたがってる。
これって完全な逃げでしょ、アホな逃げ。
ファッションに詳しくなくたって、「今撮った人の靴がかっこよかった、なんか他と違って光ってる感じがした」とか、自分の感覚一つで意見なんていくらでも言えるじゃん。
たとえそれが的外れだとしても、感じたことを言語化しないよりは何倍も良いと思うね!断然。
だって、知らないなりに食いつこうとしてる姿勢の表れじゃん。
「詳しくないから何も言えない」なんて人は、詳しい分野でもまともに意見表明できないだろうね。
なんか日本は特に、この「ナゾの専門or専門外線引き」が強い気がする。専門の人しかその分野の発言をしちゃいけない、みたいなのが、大小諸々の場面で横行してる。
その辺の日常会話での「俺は詳しく知らないけど〇〇」「〇〇のことは私よりも詳しい△△さんどうそ~」ですらすっごくアホっぽく聞こえるね、私には!
大きいスケールの話でも異常に「専門家」がもてはやされる。
こういう状態ってすごいつまんないしもったいないことだと思うから、私はちょっとでも関わる案件には(必要に応じて調べたりもするけど)、知らないなら知らない自分のままで感じたことをどんどん発言するようにしてる。
意見を持てない・言わないっていうのは、その場に居ないのと同じ。
なんの役にも立たないね!
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