大人になるってことは、子どものころに知っていたことを全部忘れていく過程ともいえるね。
子どもは全部知ってる。
人間として生きるってどういうことか、をね。
何かしてもらったら「ありがとう」って言うでしょ、損得なんか度外視で動くでしょ、そもそも子どもには損得勘定なんかない。
損得勘定を知って賢く動くことが大人になることだなんてのは、間違いだね!ただのアホね。
何が「賢く」だよ、あんたのそれは賢いんじゃない、ただズルいだけさ。
子どもはいつでもどこでも下に見られてる、力がない、何も知らない存在だってね。
でもそれは大間違いね!!
子どもは人間の父、なんてことばもある。(大人の父、だったかな?)
人間が何であるかってことを全部知ってるのは、子どもなんだよ。
正直さ、素直さ、純粋さ、ありがとうとごめんなさい、うれしいと悲しい、でもやっぱり全部楽しい!
ってさ、子どもは全部知ってる。ただ大人みたいにことばでペラペラ喋らないだけでさ、全身でこの楽しさを表現してるんだよね。
そしてうっかり「大人」なんかになると、これを全部忘れる。そしてうっかり、自分は「賢い」んだ、「偉い」んだ、なんて勘違いをする。
でも中には、子どもの心を忘れないで何十年も生きる人もいて、そういう人とは本当に楽しい話ができるんだ!
損得なんかどこにもない、ほんとに楽しい話をね。
私は精神が赤ちゃんだからさ、子どもの心を忘れない人たちと楽しく話せるからさ、だから毎日楽しいんだよね!
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