【スリランカ旅行記】①ネゴンボ~漁師町のカラスたち~

スリランカ日記

スリランカに行って来た。6月に、2週間。

ネゴンボという街は、空港から近いので一番最初に寄った。

初日、着いてすぐでまだ頭がボーっとしていて、今日は何するかな~??なんてのんきに考えていた、その「ボーっと」を見抜いたかのように、ホテルの外でたむろしていたトゥクトゥクドライバーが声をかけてきた。市場やスパイスガーデンなどを回るツアーをしてるんだそうだ。

値段もちゃんと聞いて高くはないが安くもない、なのに、ぼ~っと頭は判断力もぼ~~、なんかヤバイかもと感じてるのに「OK、OK!」とか言って、乗ってしまった!

魚市場に連れて行かれ、そこで急に現れた「案内人おじさん」が早口でここの漁港について説明しながら、次々に魚やカニの売り場を案内する。ことあるごとに「フォト撮れフォト!」と言うおじさん。かなりのハイペース!きっとこれがこの人のやり方なんだろう。

ついていけないわけじゃないけど、なんだか丸め込まれてる感じがして来た。

ぼ~っとしていた頭が覚醒したのは、20分後に「じゃあ、ボク案内したから5,000ルピーちょうだい!(スリランカの通貨。当時の現地レートは1ルピー=0.5円なので、5,000ルピーは2,500円くらい。)」と言われた時。

あーやっぱりそっか!これはドライバーとグルで、こうやって連れて来られた観光客から「案内料」を取る(盗る!)んだ!

と思って、もう抜け出して自分の足で歩きたーい!

なのに!!

まだ私は、このカラスドライバーのトゥクトゥクに乗り続けてしまうのである。

次に、良い感じに閑静な住宅街に入って行き、その中の緑あふれる庭に連れて行かれた。

私はのんきに、”ここ好きだな、緑がいっぱい!わーい!”なんて思っている。

ここでもまた謎のおじさん登場!そして即刻、間髪入れず(たぶん、これが手なのである。カモが、自分がカモであると気づく間を与えずに案内を始めて自分のペースに引き込む!)シナモンやらバニラやら、その他たくさんの良い香りの木や花や植物の説明をはじめ、香りを嗅がせ、クリーム塗って、、、そして、庭の奥の、ボトルがいっぱい並べてあるスペースに誘い込む。

あーもう、ここで、何かを買わされるんだろ!と、気づいているのに、付いていっちゃうんだなー。

なんだろうね?なんでこうも、断るのって大変なんだろう。

いっぱい説明してくれたから何か買わなきゃな、そうしないと悪いよな、という気持ちが、”いや、そんな気遣いはいらない!振り切れ!カモにされてるんだぞ!”という、心の叫びをあえなく塗りつぶしてしまう!

だから日本人は狙われる・・・

なんか、まだ半分ぼんやりした頭で、「シナモンオイル」というのを購入。

ガーデンを出てその後さらに、今度は一軒のおうちの前庭みたいなとこに通された。そこでまたしても案内人!「今からラグーンまでガイドするよ!ほら見て、(写真)こんなに最高の体験ができるんだ!君はぜひ行くべきだ!」

いや、もうたくさんだ!もうわかった、ここでバイバイしないとマズイぞ!!と、さすがに気持ちがあふれてきて、「もういい、私はツアーじゃなく自分で歩きたいんだ、もう降りるからここで終わりにしてくれ、帰る!」と言ってドライバーとさよなら。

あとで聞いた話によると、こうやって自分がお金を取ることしか考えていないトゥクトゥクドライバーは、「カラス」と呼ばれているらしい。なんでもかんでもバクバク食べる、腹が満たされたら見向きもしない、というやり口をカラスに重ねているのだと。(カラスに失礼)

ここでひとこと!

すべてのトゥクトゥクが悪いということではないよ!同じネゴンボでも、ちょっと内陸部に入ったところで会ったドライバーさんたちはみんな謙虚で親切で、自分だけが儲けようなんて気は全然なかったからね。

さて、こんな感じで旅は始まった♪♪

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