14.プロボクサー挑戦

ボクシング

これは自然な流れで、何が何でもあの後楽園のリングに立ちたいって思った。

仕事のあと夕方走ってそのあとジムトレ。

休み作って喫茶店。

また仕事と練習、休む、仕事、練習・・・・

練習できない日、したくない日、動きたくない日もあった。

充実しつつ、過去最高にハードな毎日。

怠けたり、イライラを周りにぶつける悪い状態になったことも数えきれない。

そうやって何もしなければどんどん後退、落ちていく。

自分で動けば、成果が積み上がっていく。

ボクシングを始める前と違って、静と動、冷と熱の違いがはっきりしてきた。

ジムからの帰り道はいつも、練習と成果という「目に見える結果」と、練習を積んだ達成感という「見えない厚み」を感じていた。

自分はとにかく、今日も一歩前に進んだんだ、って本当に思えた。

・・・こういうことだ。

目に見える能力がいくつあるなんて些細なことだ、大した問題じゃない。

練習のあとに感じていた「鼓動」!

これなんだな。

そう思うことが、自分を引き上げた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました