38.「純粋な感想」と「厄介な感想」②定義

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「純粋な感想」は、37.で書いた感情全般がただの「感想として」残る、変化するだけのもの。それ以外にはならないものね。

相手の何かを「苦手だ」と感じたとしても、それに囚われないで関係を築こうとする姿勢。

あとは、肯定、共感、感覚の共有、好意的受け止め、部分的受け止め、(非難とは区別される)正直な批判、率直な意見、驚き、新鮮さ、新しい発見、疑問と回答で構成される会話や表現。

「厄介な感想」は、人物や物事に対して抱いた感情のうち、何らかのわだかまりを含むもの全般。

愚痴、非難、否定、陰口、勘繰り、不満、比較と決めつけ、毛嫌い、うわさ、こき下ろし、見下し、嘲り、嫉妬、自慢、見栄、腹の探り合いとか。

前に喫茶店ですぐ後ろに座ってた二人組から聞こえてきた会話内容が、こういうのだった。
まさに「厄介な感想」だけで構成されてたね。

どっちの「感想」が良いか悪いかは、ここでは書かないよ、重要じゃないから。

肝心なのは、どっちの「感想」で表現するかによって、自分という人間が他者の目にどう映るか決まる点。

自分が発することばが「感想」として相手に届くから。

物事の場合は、「感想」がその物事の捉え方を決める。

そうやってこの「感想」が、人生を作っていくんじゃないかな。

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