43．一人じゃ。

「自分で選んだ」「脱力前とは変わった」って何回も。

でも、一人じゃ現在の心境にはたどり着けなかっただろうな。

学生時代に引きこもりから脱出したのは、変わらず接してくれた家族がいたから。

バイト、バンド、学校、職場、一人暮らし、ボクシングを通じて知り合った仲間、友人、知人の存在がなければ、現在の自分はない。

それぞれの場所で出会ったたくさんの「他者」がくれた、無数の「ことば」。

見せてくれた、数えきれないくらいの「姿」。

この「他者の言動」が自分を動かした。