何者でもないんだってば!自分なんて。
ただのヒトなの、他にはなんにもないの。
何ができるとか誰より〇〇なんて、そんなどうでもいいこと放り出すんだ。
他人だって、何者でもないんだからさ、それだけだよ。
ただ偶然、同じ時に居合わせただけね。
ボクシングを通じて脱力した今は、ほんとそう思う。
自分と他人を比べる愚かしさは「鉛筆とクジラってどっちがすごい?」っていう質問のバカらしさと同じ。鉛筆とクジラなんて、なんも関係ないじゃん。
なんも関係ない自分と他人の「能力」なんか比べてあれこれ言ったって、楽しくない。
そんなんよりもっと、びっくりしたり、発見したり、開拓したり、創ったりしてたい!
自分の持ってる力はそうやって、そういうことに使って、使いながら伸ばすもんなんだ。
宝石見るみたいにジロジロ眺めて、隣の宝石と比べっこするなんてもんじゃないんだな。
誰だって原石、持ってるんだからさ。
こんなこと当たり前みたい。
でも脱力前の自分は本気でこんな「比べっこ」してたんだから、ほんとアホらしい!
比べるんじゃなく、同期するみたいに相互通信して、更新して、上書きして、バックアップして、新規保存、そんでまた通信、更新、新規・・・していく。
自分と他人とは、そういう感じがいいな!
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