35.時間③ ~自分と他者の時間が「交錯」~

不変

この人とは前はこんなふうだったけど今では変わっちゃったとか、今はこうだけどこれからはどうなっていくんだろうとか、考えても仕方ない、余計なもの。

過去とか未来とか、そんな不確かな何かを気にしたって何も生まれないし、楽しくないんだよね。

だからいつも、現在だけみるようにしてる、人との関係も。

自分と他者とは役割が違うだけで、互いに何者でもないしね。

どんな相手とも、出会いは偶然。

気が合うこともあれば、考え方が根っこの部分でかなり違うと感じる相手もいる。

相当広い範囲で自分と同じ感覚の人がいてびっくりすることもあれば、

自分とはかけ離れてるのにある一点では共感できる人もいる。

人と人が出会えば必ず、互いの「時間」が交錯する。

その「時間」を長く共有する相手、共有したいと思う相手を、家族、仲間、友人とか呼んでる。

一体自分が、自分の中にも他者の中にも、何をみて、求めてるのかという点を突き詰めると、この「時間」なんじゃないかな?

自分の中にみて、求めてる「時間」。

他者の中にみて、求めてる「時間」。

(36.につづく)

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