1.最初の衝撃

力みに気づく

それは思いがけずやってきた。

就職直前の3月、友だちと屋久島に行った。

そしたら、自分が「いっつもガチガチになってるヤツ」ってことに気づかされた。

まず「力んでいる」状態っていうのは・・・

たとえば、座ってる姿勢。
両腕はピン!とまっすぐ、肩も首もガッチガチ、写真だとこのガチガチ加減がよくわかる。
寝るときには噛みしめるから、マウスピースが必須。

さて、こっから屋久島。
滞在中ほとんど晴れ、せっかくなのでスキューバダイビングも!ってことで体験コース。

「全身の力を抜いて、だらんと、海に身を任せるイメージでね。」とインストラクターさん。

ボンベを背負って、いざ海の中へ!

・・・力が抜けない。リラックスしてダラダラなんてできない・・・
怖くなって、気づいたら水面にガーっと上がってフーフーしてた。

これが、最初の衝撃。

力みが気持ちにまで及んでるって、海ん中放り込まれて初めて気づいた。

スキューバダイビングそのものの衝撃も大きかったけど、何よりこのガッチガチ状態がショックすぎた。

これをなんとかしないと一生このままだ、そんなのやだ!って。

脱力って簡単にはいかなそうだな・・・それがまた、気持ちを下へと引っ張ろうとする。

4月になって、力みを自覚しつつ何もできないまま就職して、怒濤の日々が始まった。

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