46.それでも変わったと思う理由②逃げなかった。

不変

認めたくない自分の弱さや脆さから逃げて逃げて、見ないふりをした。

でもどこまで逃げても、見たくない自分の姿は消えない。

消えるどころか、逃げれば逃げるほど色濃い影になって追いかけてくる。

どんどん濃くなるその影、ほんと怖い!イヤだイヤだ!!

見ないように見ないようにしてきた。

でも、いつまでもこのままじゃダメだと思う自分が、確かにいた。

そうじゃなきゃ、心境ノート書いたりしなかったもん。

ただの甘ったれじゃなくなったと思う理由は、これ。

ノートを起点に、影を見ようとした。

引きこもりも、能力でしか自分や他者を見られなかったのも、そのせいでガチガチに凝り固まってたのも全部全部、他の誰かや何かじゃなく、紛れもなく自分自身が引き起こした。

そうはっきり認めた時点が、逃げからの方向転換だった。

その時点のきっかけをくれたのが、就職後にある人からかけられた、あのひとこと。

「人生に焦ってるね。」

自分の全部をひっくり返すきっかけのことば。

「焦ってる」

このひとことに逃げ続けた怖い「影」の中身が集約されてたと、今では思うんだ。

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